基礎

ゲームでよく見るバトルエフェクト8選!!~初心者・未経験者の方にもわかりやすく説明します!~ 前半

皆さんこんにちは!! 
LUNCH TIME広報部です!

突然ですが、皆さんは「ゲームエフェクト」と聞いて思い浮かべるエフェクトはありますか?
剣士から繰り出される斬撃、モンスターが吐き出す毒やブレス、それとも魔法使いが使う魔法などでしょうか?
それらの、ゲーム内において主に戦闘時に繰り出されるエフェクトは「バトルエフェクト」と呼ばれています。

多種多様なキャラに属性、モチーフを考えれば、「バトルエフェクト」の種類はとても数え切れませんが、
属性やモチーフを抜きにすれば、大まかに分類することができます。

そこで今回は、初心者・未経験者の方でも分かりやすいように、ゲームでよく見るバトルエフェクトを
前半後半に分けて、4種類ずつご紹介いたします!!

「ゲームエフェクトってどんなのがあるのかな…?」

「ゲームエフェクトデザイナーになりたいけど、作品集に載せるエフェクトが思いつかない…。」


そんな疑問やお悩みを持つ方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです!

▼バトルエフェクト前半4選!!

ヒットエフェクト

※画像は雷属性のヒットエフェクト

まずご紹介するのがヒットエフェクト(impact系エフェクト)です。



例えば、爆弾が破裂する際、発生したエネルギーが地面や空気と衝突し、煙や石、風などが瞬時に周囲に散乱することで、「衝撃」を目で感じることができます。
この「衝撃」をプレイヤーに伝えるためのエフェクトを本記事では「ヒットエフェクト(impact系エフェクト)」と分類します。

プレイヤーの攻撃が相手に当たった時や攻撃を受けた時によく使用され、大きさや色を変化させることで、攻撃が当たった際の威力効果をプレイヤーに対して分かりやすく瞬時に伝えることができ、プレイに気持ちよさや爽快感を持たせてくれます。

また、「ヒットエフェクト」は、エネルギーが中心から外側へ向かって動くのが特徴です。
下の図のように中心から同心円状で広がることもあれば、一方向に向かって直進する場合もあります。

①エネルギーと地面が衝突

②エネルギーが外側へ拡散

「ヒットエフェクト(impact系エフェクト)」はゲームエフェクトの基礎ともいえるエフェクトで、
エフェクトデザイナーの方は、この「ヒットエフェクト」からエフェクト制作を始めたという方も多いのではないでしょうか。

スラッシュエフェクト

続いてご紹介するのが「スラッシュエフェクト」です。
「軌跡エフェクト」「斬撃エフェクト」と呼ばれることもあります。

戦闘が発生するゲームの多くで使用されており、剣や刀といった鋭い武器の剣線を表現するのに使われていたり、人の拳やモンスターの尻尾の軌跡として利用されることもあります。

キャラクターの動きに合わせて使われることが多いエフェクトであるため、エフェクト自体のクオリティはもちろんですが、しっかり動きに合わせて発生しているかもとても重要です。
作品集に入れる際、スラッシュエフェクトが単体で問題なく作れる方は、キャラクターとモーション付きで制作すると、より良い作品になるとと思います。

ビームエフェクト

3番目にご紹介するのが「ビームエフェクト」です。

「ビームエフェクト」は一定時間、発生地点からエネルギーが噴出され続けるエフェクトです。
そのため発生地点から到着地点まで一直線上に繋がっていることが特徴です。参考画像では横に繋がっていますが、地面から空に向かってエネルギーが縦に噴出されるエフェクトも、本記事では「ビームエフェクト」に含みます。

「ビームエフェクト」を制作する際は、直線のビーム部分のみ制作するのではなく、「流れ」を意識して、他のエフェクトを合わせて制作する必要があります。直線のビーム部分のみ制作すると、何もないところから突然エネルギーが噴出しているように感じ、見る側に違和感を持たせてしまいます。

そのため、最低でもエネルギーを貯め込む「チャージエフェクト」、可能であれば対象物にぶつかった時に出る「ヒットエフェクト」なども合わせて制作すると「流れ」がスムーズになってより説得力のある作品になるでしょう。

どうしても手数が増えてしまいますが、その分、迫力のある画を作りやすいのでエフェクト制作に慣れてきた方にはおすすめです。

流れの一例

①エネルギーを貯める

②チャージが完了

③エネルギーの放出

④対象物に衝突

⑤消失

バレットエフェクト

4番目にご紹介するのが「バレットエフェクト」です。

参考画像をご覧いただくと、弾のようなものが画像の中心に向かって行っているのがご理解いただけると思います。
このように発生地点から到着地点までを点として移動するエフェクトは「バレットエフェクト」と呼ばれます。

「ビームエフェクト」と違い、発生地点からエネルギーが出続けず、エネルギーの塊が動くイメージなので、しっかり尾を引くように作る必要があります。雫型のように頭側が大きく、尾側に向かって細くなっていく形が特徴的です。

形状

前半まとめ

さて、ゲームでよく見るバトルエフェクトを4種類ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
具体的に意識したことはなくても、ゲームを遊ぶ方ですと、見覚えのある形も多かったと思います。

まだ後半もございますので、来週をお楽しみに!!

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